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災害時の備えとは?女性が心得ておきたい対策方法

災害時の備えとは?女性が心得ておきたい対策方法


 地震や津波、豪雨に台風など、私たちが住んでいる日本という国は何かと自然災害が多い国です。地球温暖化などの影響もあるかと思いますが、元々日本列島は4つのプレートがぶつかり合っている所に位置しているため地震活動が活発だったり、台風の通り道に位置していたり、険しい山が多い影響で流れのはやい河川が多く、そのため河川の氾濫が起きたり、土砂災害も起こりやすいです。テレビなどで被害の状況や避難所の映像が映されることは多いですが、どこか他人事だと感じている方も多いのではないでしょうか。
 しかし、先日東北地方では震度6強の地震が起きていたり、爆弾低気圧の影響で大雪になったりと、いつそのような自然災害に巻き込まれ、あわや避難所生活になるかは誰にもわかりません。また女性となれば、防犯面でも心配な部分が多くなるかと思います。

 そこで今回は、女性が災害時に心得ておきたい、防犯・防災面での注意点をいくつか紹介していきます!

防災グッズはどんなものを持っていればいいの?

 そもそも、防災グッズはどんなものを持っていればよいのでしょうか。
 大きく分けて3種類のものを準備しているとよいでしょう。

持ち歩き用(ポーチなど)

 外出中に災害が起きてしまった時のために普段から持ち歩き、持っていると安心なものを入れていると役に立ちます。持ち歩くので、コンパクトでまた普段の生活でも使えるものを入れておくとよいでしょう。例えばホイッスルや歯磨きセットなどです。

一次持ち出し品(防災リュック)

 災害が発生して避難1日目を過ごすための備えです。持ち出して、両手を遣えるようにするためにも、リュックサックや背負える袋に入れておきます。飲料水や懐中電灯など、防災用品でよく聞くものを入れておくのがよいでしょう。

二次持ち出し品(備蓄品)

 自宅避難時や、水道・電気などが止まった時に備えておくと安心なものです。持ち歩きようのポーチや一時持ち出し品と比べて大きなものが多くなる傾向にあるので、常に家に備蓄をしておくと、有事の際に安心です。毛布やカセットコンロなどがそれにあたります。

 テレビなどでよく、普段から災害のために備えておくことが大切だということは言われていますが、何から準備をしたらいいのかわからずそのままの人も多いのではないでしょうか。そういう人も最初はまず、持ち歩き用の防災グッズをつくってみるのがよいかもしれません。

 では次に、女性ならではの、持っていると安心な防災グッズを紹介していきます。

女性が持っておくべき防犯・防災グッズは?

 もちろん災害時への備えは性別に関係なくとも手重要ですが、女性は男性と比べて、災害時には体調面や衛生面、防災面でより気を付けて準備をしておくことが必要です。

避難所生活での準備

 避難所では、下着の替えを用意していたとしても、災害の規模が大きくなるほど、断水になる可能性が高くなり、洗濯もできなくなります。そうなると同じ下着を何日も身に着ける必要があり、衛生的とは言えません。物資の配給が行われたとしても、全員分十分な量がいきわたるとは限りません。そのことを考えても、入念に準備をしておく必要があります。このことを考えて、防災用に持ち歩くポーチには下着のセットなどを入れておくとよいかもしれません。

 避難所は場所によって設備が異なるので、そもそも洗濯機がない可能性もあります。また、様々な人が利用する避難所では、洗濯をした後の干し場所にも困るので、実際にはコインランドリーまで行く人も多いようです。なので、避難所での生活のためになるべく洗濯をしやすく、乾きやすい下着を用意しておくのがよいでしょう。ポリエステル素材だと乾きやすいのでおすすめです。

 また、ショーツは同じものであっても、おりものシートを交換すれば、数日間は身に着け続けることは可能です。

携帯 非常用ミニトイレ 4回使用分
 また、女性は男性と比べてトイレが長いとも言われます。避難所はたくさんの人が利用しているので、トイレも衛生的とは限りません。そのため、使い捨てのトイレなどを持っているのもよいでしょう。またこちらの使い捨てのトイレは、防犯・防災面に限らず、アウトドアや、車でのでの渋滞時などにも使用することができます。

ホイッスル、防犯ブザー

 ホイッスルや防犯ブザーは子どものためのものだと思っている人は多いのではないでしょうか?確かに、小学生などのお子さんに持たせているところは多いですが、それは小さい子でも簡単に使用ができて効果があるからです。普段とは違う災害時では冷静な判断ができないことも考えられるので、簡単に使用できるものを用意しておいた方がよいでしょう。
 防犯グッズとして紹介をしましたが、もちろん防災面でも使用が可能です。エレベーターや建物、がれきの中に閉じ込められた時の助けを呼ぶためにも使用が可能です。

ライト付き防犯ブザー L002 ピンクゴールド
 こちらの商品はLEDライトがついているので、災害時にはもちろん、普段の夜の帰り道などでも使用することが可能です。大きな音で助けを呼ぶことが出来、持っているだけでも安心感があると思います。

ホイッスル パープル
 笛(ホイッスル)は、地震などでがれきに埋もれてしまっているときに鳴らすことで、自分の居場所を周囲に知らせることができます。電池の必要もないので安心です。

まとめ

 最初に紹介した通り、日本は自然災害が頻繁に起こる国です。いつ起きるかわからないので不安が大きくなりますが、日ごろから準備をしておくことでその不安も小さくなるかもしれません。普段の生活で使用している物品を思い出して、入念に準備をしておきましょう。