防犯全般 2020.11.30

その「出会い」は危険?マッチングサービス・アプリにまつわるトラブルと対処法

かつては「出会い系」とも称され、売春等の犯罪や何百件も来るメール等のマイナスイメージが強かったマッチングサービス・アプリ。
現在はスマートフォンの普及により、婚活を始めとする真剣なお付き合いから、気軽なデートを楽しむ相手や趣味が合う友達探しまで様々な形態のサービスが提供されるようになりました。

広く健全なイメージがここ最近急激に増してきているマッチングサービスではありますが、そうはいっても依然として犯罪等のトラブルに巻き込まれる事が無いとは言えないのも事実です。
今回は女性が被害に遭いやすいマッチングサービス・アプリにまつわるトラブルとその対処法を詳しく見ていきましょう。

女性が気を付けたいトラブルと対処法

結婚詐欺、ロマンス詐欺

プロフィールを詐称して女性に近づき、様々な嘘で女性から金銭等をだまし取る詐欺です。
女性の恋愛感情や同情心等を巧みに利用し、デート時やメッセージのやり取りの際に金銭を要求してくるパターンが多いです。
また最近では、裕福な外国人男性を装った国際投資詐欺、振込手数料詐欺等も増加している様です。
基本的に詐欺師は「心のスキマ」を突いてくるのが非常に上手です。
そして犯人は複数人のグループで詐欺を働いている事も多くその手口もとても巧妙です。
特に気持ちが落ち込んでいる時やストレスが溜まっている時等は判断力が鈍りがちなので、
「自分は詐欺にはひっかからない」「〇〇詐欺の手法は知っているから大丈夫」と思い込んでしまうのは実は非常に危険です。

詐欺の被害者に聞くと、

「まさか自分がこんな詐欺に引っ掛かってしまうなんて・・・」
「(こういう詐欺がある事を)知っていたはずなのに、なぜ信じてしまったんだろう」

という方も多いです。
また「ネットで出会った相手の事を他人に相談するのは恥ずかしい」と思うあまり、
薄々「おかしいな」と感じていても第三者に相談できず結果として莫大な額を騙し取られてしまう事も。
どんな相手でも、どんな形であっても金銭の要求があった場合はすぐに連絡先をブロックして拒否、運営者への通報機能がある場合は併せて通報をしておくと良いでしょう。

強姦、脅迫、ストーカー

マッチングサービスで多いとされるトラブル(犯罪)です。
・ショックのあまり女性が被害を口にしたがらない
・メッセージ等でやり取りした(あるいは無理やり撮影された)写真をばら撒くと脅される

等で泣き寝入りしやすいトラブルでもあります。
トラブルに遭わないためにも、

  • 個室の居酒屋やカラオケ、相手の車でのドライブ等密室で1対1の状況は避けて、カフェやレストラン等人目がある場所で会う(やたらと場所を指定したがる相手とは会わない)
  • 席を立つ際はグラスを空にする、席を外した際に相手の男性が注文した飲み物を口にしない(睡眠薬等の混入を避けるため)
  • 自分の写真や公開しているプロフィール以上の個人情報(詳細な居住地域、職場、プライベートなSNSのアカウント等)を安易に渡さない、教えない(数回程度会って顔見知りになっている場合も注意する)
  • メッセージのやり取りなどで少しでも不審な点がある、不安を感じるようなら直接会う事は避ける

といった自衛策を普段から意識しておく事は重要です。
特に写真のやり取りは背景に写り込んだもの等で生活圏や生活パターンを特定されてしまう事もあり得るのでより注意が必要といえます。

万が一トラブルに巻き込まれた時は


マッチングサービス等でトラブルに遭遇した場合はまずはサービス運営相談窓口への問い合わせを行いましょう。
また通報機能等がある場合は併せて通報しておく事も重要です。
ただし、受けた被害によっては運営者だけでなく、以下のような「然るべき場所」へ相談する事をオススメします。

注意
相手とトラブルが発生した際、注意喚起の意味でSNS等に相手の顔写真や相手とのチャット内容などを拡散する行為(晒し行為)は名誉棄損やプライバシー権侵害に該当し、損害賠償責任を負ってしまう可能性もあります。悔しい気持ちや、憤る気持ちがあってもトラブルの際はまずは信頼できる第三者へ相談しましょう。

 

警察署

詐欺被害や犯罪等に巻き込まれたら、身近な警察署の被害相談窓口に相談をしてください。
まだ被害には遭っていないけれど今後トラブルに繋がる恐れがある場合は、警察相談窓口(#9110)に電話をして対処法を相談する事もオススメします。
相談内容によっては被害届を提出し、トラブルを起こした男性を逮捕することもできます。
またその他の相談センターの紹介なども行ってくれるため、どこに相談すべきか困ったらまず警察署に連絡するのが最善といえるでしょう。

弁護士

法律に関するトラブルに遭った場合は、法律のプロである弁護士に相談をする事も視野に入れます。いきなり弁護士はちょっと・・・という場合はまず「法テラス(日本司法支援センター)」に相談してみるのも良いでしょう。「法テラス」は国営の総合相談所であり、トラブルに関するアドバイスを無料で受けることが可能です。マッチングアプリで知り合った男性との金銭トラブルなど、犯罪に繋がらないトラブルでも対応してくれる場合があります。

まとめ

マッチングサービス・アプリはスマホ一つで手軽に、かつ匿名性もある程度担保された状態で利用できる事から急速に普及しています。
ネットで出会って入籍した、といったカップルも今ではそう珍しい事ではありません。
しかし気軽に楽しめる分、利用するサービスのリサーチは入念に行う、あまりにおいしすぎる話には安易に乗らない等の自衛はとても大切です。
また「(ネットでのトラブルを)相談するのは恥ずかしい」と相談をためらう事は被害の深刻化を招いてしまう可能性が高くなります。
トラブルに巻き込まれた際は早急に各所へ相談し、早期解決に向けて動くことも重要です。
素敵な出会いのためにも自衛策や、相談先の把握等はしっかりと行っておきましょう。

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