防犯全般 2019.12.16

空き巣の前兆、「下見」に気付いて防犯対策!


 年末年始は何かと忙しい日が続くことがあり、帰宅時間が遅くなったり、家を留守にする機会も増えるため、犯罪も増えやすい傾向にあります。
 そんな年末年始、特に急増するのは「空き巣」と言われていますが、空き巣は実行前に下見をすることが多く、被害に遭う前に何らかの前兆があるようです。
 今回は事前に知ることで被害を防げる可能性が出てくる、空き巣の前兆についてまとめてみました。

空き巣は犯行前に下見をする

 空き巣は犯行前に下見をします。家族構成、建物の死角、入りやすい場所、ゴミ出しの曜日や不在にする時間帯、近所の状況、防犯対策がしてあるか等、狙った住宅とその周辺についてとことん調べます。
 空き巣の下見は怪しい服装でコッソリと行うわけではありません。そこにいても不思議ではない雰囲気で堂々と町に溶け込んでいます。しかし注意深く観察して、少しでも違和感を感じることがあれば、それは空き巣の下見かもしれません。
 そこで、空き巣が下見を行う時の代表的な例をいくつか紹介します。

作業服の男性

 近所で工事などを行っていないのに作業服の男性が歩いていたり、作業の車が止まっていても作業を始める様子が無い場合は空き巣の下見を疑ってみましょう。
 また実際に近所で工事が行われていても、作業服が違っていたり、作業をせずに工事現場から離れてウロウロしている場合も下見の可能性があります。

セールスマン

 本来、勧誘業者や訪問販売員等のセールスマンはどうにかして商品を買ってもらったり、契約を結んでもらおうとするため、しつこいものです。
 しかし、普通に断っただけであっさりと退散した等、セールスを目的にしていないような雰囲気の場合は下見の可能性が大きいです。

犬の散歩をしている人

 犬を飼っている人なら散歩はするだろうと思うかもしれませんが、見たことのない人が犬の散歩をしていたら、少し注意して観察しましょう。
 必要以上に特定の家を見ていたり、犬に関心が行っていない等、少しでも違和感を感じた場合、それは空き巣等の下見の可能性があります。

周囲の環境にも注意

 不審な人がいないか注意しようと思っても、いつも家に居られるわけではありませんし、監視カメラでもない限りずっと外を見ることはまずできません。
 そんな時は、人だけではなく、周囲の環境にも注意をすることで空き巣の前兆を見つけられるかもしれません。

郵便ポストの中を見られたかも?

 いつもなら届いているはずのカードの明細やライフライン系の請求書が届いていなかったり、荷物の不在通知があるはずなのに見つからなかったり、郵便物の封が切られていた等、郵便物を抜き盗られたり、見られたような形跡があれば特に注意が必要です。
 郵便物によっては個人情報や家族構成等が、また不在通知から留守の時間帯を調べられた可能性が高いです。

庭に誰かが入ったかも?

 一軒家や建物の1階に住んでいる場合、家人とは明らかに違う、不審な足跡が庭等に残っていたら要注意です。下見に来ただけでなく、既に侵入を試みた可能性も高いです。
 また、周囲から死角になりやすい位置にゴミ等があった場合も注意が必要です。いつまでもゴミ等を片付けていない場合、変化に気が付きにくく防犯の甘い家と思われ、空き巣に狙われやすくなります。

下見をしたら目印を残す

 空き巣の下見は何らかの形で形跡を残しますが、下見の形跡で分かりやすいのが「マーキング」です。
 マーキングとは、文字や数字、シールなどで家を不在にしている時間帯や住んでいる人の性別等を表す暗号や印を残すことを言います。勧誘業者・訪問販売員等がその家の情報を知らせるために行うこともあるようですが、空き巣も同じようにマーキングの情報を基に犯行に及ぶことがあります。

マーキングはどこにある?

 マーキングは、郵便受けや表札、インターホン、玄関ドアやドア枠等の玄関周り、電気メーターやガスメーター等、家の外から見やすい場所に残していることが多いです。
 また、住人から見つかりにくいように、側面や下側など見つかりにくいところに書かれていることもあるようです。

マーキングの意味は?

 マーキングは主に文字や記号が書かれていたり、シールなどが貼られていることもありますが、それぞれに意味があります。
 例として、男性は「M」、女性は「W」、家族で住んでいるなら「F」、1人暮らしなら「S」、というように住んでいる人を表す記号もあったりします。そして、これらの印を数字等を組み合わせることで、より詳細な状況を残すことができるようです。
 犯人でなければ明確な意味は分かりませんが、憶測では「SW10-20R」なら「一人暮らし、女性、10時~20時、留守」という意味で残された可能性が高いです。

マーキングを見つけたら

 怪しい印や文字、シール等を見つけたら、すぐに消したり、剥がすようにしましょう。マーキングを放置していると下見をした空き巣だけでなく、他の空き巣からも狙われることになります。

空き巣の前兆を見つけたら

 もしも、空き巣の前兆を見つけたら、防犯対策を強化しておきましょう。下見をした時に入りやすい家と思われても、実際に侵入しようとした時に入りにくい家に変わっていれば、犯行を諦める可能性が高くなります。
 また、不審な人を見かけた場合は、近所の人に声をかけるように「挨拶」をしましょう。その際、無理に会話を引き伸ばしたりする必要はありません。声をかけて、相手の顔を確認するだけで、防犯意識の高い地域だと思わせることができ、犯行を諦める可能性がさらに高くなります。

最後に

 空き巣は下見をする際に、盗めるモノがあるかではなく、「入りやすく、逃げやすい」家や部屋なのかを確認することが多いようです。空き巣の下見は複数回行われることもあるので、日頃から注意深く観察していれば、怪しい前兆に気付き、事前に防犯対策を強化することもできます。

護身・防犯の専門ショップボディーガードへ


このページの一番上に戻る