防犯グッズ 2018.04.16

防犯用品の代表!「防犯ブザー」の使い方

 大きな音を鳴り響かせることで相手の意欲を失わせたり周囲に緊急性を知らせるだけでなく、見える場所に身につけているだけで犯罪抑制の効果を発揮する防犯ブザー。防犯用品として優れた点の多い商品ですが、ただ身に付けているだけでは意味がありません。防犯ブザーを有効に使いこなすため、身につける方法や使い方をしっかり理解しましょう。

防犯ブザーを購入する前に

 防犯ブザーを購入しようとしても、どれを選ぶか迷うこともあると思います。そこで防犯ブザーの音量の目安と音の鳴らし方のタイプについて簡単にまとめてみました。

防犯ブザーの音量の目安

 防犯ブザーを選ぶ基準として、まず音の大きさが挙げられます。防犯ブザーなど、大きな音を鳴らすものに記載されていることの多いのが「dB(デシベル)」という単位です。この数値が大きいほど音が大きくなりますが、実際にどのくらいの音なのかは想像できない人もいると思います。そこで、「dB(デシベル)」の目安を身近な音の大きさでまとめてみました。

120dB・・・飛行機のエンジンの近く
110dB・・・自動車のクラクション(前方約2m)
100dB・・・電車が通るときのガード下
90dB・・・犬の鳴き声(前方約5m)・カラオケ(店内客席中央)・パチンコ店内
80dB・・・地下鉄の車内・ピアノ(正面約1m)
70dB・・・セミの鳴き声(約2m)・騒々しい事務所の中

 70~80dBでも十分うるさく感じると思いますが、「極めてうるさい」の目安は90dBからとされています。防犯ブザーはいざという時、周りに異変を知らせる為のものですので、なるべく大音量で性能の良いものを選ぶようにしましょう。

防犯ブザーの種類と使い分け

音を鳴らすための動作は防犯ブザーによって違います。防犯ブザーの鳴らし方を事前に確認し、またタイプによって使い分けるようにしましょう。

ピンが抜けるタイプ

 ピンを引き抜いてブザーが鳴るタイプの場合、ピンと本体が分かれるためピンを無くしたりすると電池がなくなるまでブザーを鳴り止ます手段がなくなります。
 急に大音量が鳴ったら不審者はまず驚き、逃げるか音を止めようとしますが、引き抜いたピンを遠くに投げるなど、ピンと本体を手の届かない場所に離してしまえば、不審者は防犯ブザー本体を壊す以外に音を止める事ができず、逃げる時間を稼げるため、この構造は大変有効です。

 上記の「たまご型 防犯ブザー」はカバン等に取り付けるストラップ部分がピンになっているので、ピンを引き抜き、音がなっている本体をすぐに投げることが可能です。

ピンが抜けないタイプ

 ピンが完全に抜けずにブザーが鳴るタイプの場合、ピンを無くすことがないので、誤動作したときに対処が容易です。しかし、それは不審者にも簡単に音を止められやすいということですので、鳴らしている防犯ブザーを相手の手の届かない場所に投げる等の工夫が必要です。

 上記の「防犯ブザー ミニドーナツ」は誤作動防止スイッチ付きなので、自宅や職場など防犯ブザーを鳴らす必要のない場所ではスイッチをOFFに、外出する際などにスイッチをONにすると、間違って鳴らすこともないので安心です。

ボタンを押す、スイッチをスライドするタイプ

 ボタンを押したり、スイッチをスライドするだけでブザーが鳴るタイプの場合、ボタンを押したりスイッチをスライドしている間だけ鳴るものや、音を止める方法が別にあるものなど防犯ブザーによって使用方法も様々です。またボタンの位置にもよりますが、ピンを引くタイプよりは誤作動が起きにくいです。
 いざという時常にボタンを押しっぱなしに出来るとは限らないので、一度ボタンを押したら音を止める動作(音を鳴らすボタンとは別の動作だと更に良い)をするまで鳴り続けるものが良いです。

 上記の「握ると鳴る! 防犯アラーム」は横のボタン(白い部分)を同時に押すと鳴り始め、止める時は本体下部のボタン(白い部分)を押す、または電池が切れるか本体が壊されるまで鳴り続けます。

防犯ブザーを持ち歩く前に注意すること

 防犯ブザーはいざというとき、即座に手が届き使用できる位置にあることが最重要です。緊急時に手を伸ばしやすい場所には個人差があるため、より操作しやすい場所を探し、取り付けるようにしましょう。

防犯ブザーの電池

 防犯ブザーはいざという時に電池が切れていたり、故障していると意味がありません。全く鳴らしていない場合でも、自然放電で電池の残量は減っていきます。定期的に電池残量や動作の確認を行いましましょう。

もしも不審者に遭遇したら

 不審者に遭遇して防犯ブザーを鳴らした時は、すぐに不審者とは別の方向に防犯ブザーを投げましょう。防犯ブザーを鳴らしただけで逃げるような不審者ばかりなら良いのですが、防犯ブザー等を鳴らすと音を止めるため発信源をひったくり、踏みつぶすなどして破壊する不審者もいます。
 音の発信源を自分や不審者とは少し離れた場所に投げると、音を止めるために回収・破壊しようとしますので、その隙に近くのコンビニや交番等、常に人がいる場所に逃げ込みましょう。
 また普段から防犯ブザーは2つ以上持ち歩くようにし、いざという時に一つ目を鳴らして少し離れた場所に投げ、相手が気を引かれた隙にもう一つの防犯ブザーを鳴らし一つ目の防犯ブザーとは別の場所へ投げると、相手が複数犯でない限り短時間で全てのブザーを止めることは難しく、さらに相手の動揺を誘い逃げやすくなります。

防犯ブザーでひったくり対策

 ひったくりなどを警戒するときは、カバンごと防犯ブザーが盗られる場合も想定し、最低でもピンに繋がる紐が手首に通せる程長いものを選び、もしひったくりにあったら自動的に音が鳴るようにしておきましょう。

 上記の「防滴型防犯ブザー プチアラーム2」はカバンなどに取り付ける部分と音を鳴らすためのピンが別になっており、またピンの紐が少し長めなので手首に通すことも可能です。ピンを本体から引き抜くと、アラームが鳴り豆ライトも点滅します。もし暗闇でひったくりにあっても音と光が目に付くので「ひったくり犯」もカバンを持っての逃亡を諦めることになると思います。

不安な時は「ちょい鳴らし」も有効

 また不安な時は防犯ブザーを少しだけ鳴らし、防犯ブザーを持っていることを周囲にアピールする「ちょい鳴らし」も有効です。それでも襲ってきた場合は防犯ブザーを鳴らしながら投げ捨て、人のいる場所へ全力で逃げましょう。

まとめ

 不審者にあった時に防犯ブザーを持っていても、適切な行動がとれなければ意味がありません。いざという時は防犯ブザーを適切に使えるように練習しておきましょう。
 防犯ブザーなどの護身用品を使用する場面に遭遇しないことが一番望ましいので、普段から被害に遭わないように防犯意識をしっかり持ちましょう。

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