4月からの新生活、防犯・護身対策をしっかりとして楽しく過ごすためには

　いよいよ4月に入り、新生活が始まったという方も多いと思います。新たな出会いや新しくチャレンジしていくことがたくさんあって楽しみを感じる一方、慣れないことも多く緊張などもしやすい時期ですね。そんな時期だからこそ、しっかりと身の回りの防犯・護身には気を配って置くことが大切です。
　今回は4月からの新生活で気をつけておきたい注意事項を紹介していきたいと思います！

自宅で気をつけておきたいこと

　大学に進学したり新社会人となったことで一人暮らしを始めた、学年が1つ上がったなどで疲れて帰宅することが多くなる時期。家に帰ってきたと安心してしまうとは思いますが、家での防犯対策もしっかりしておくことが大事です。ではどんなことに気をつけておけばいいのでしょうか。

ポストの郵便物は毎日確認

　まず家に帰ってきたらポストの中を確認するという方も多いと思います。普段はしっかりしていることでも疲れて帰宅したりした際は確認を忘れてしまい、郵便物が溜まり気味ということもあるかもしれません。しかしポストに郵便物があるままですと、この家は最近留守なんだなと周りに思われてしまい、泥棒に入られるというリスクが高まってしまいます。毎日しっかり確認することでポストに郵便物はためないようにしておきましょう。

洗濯物は部屋干しにしておく

　春は暖かい時期ですので洗濯物を外に干したくなってしまいますよね。それが短時間なら問題ないのですが、長時間干したまま、またそれが女性ものの洗濯物ですと女性の一人暮らしだと周りに知らせてしまうことになりますし、さらに長時間干したままならあの家は今留守と思われ空き巣に狙われてしまうこともあります。洗濯物は外には干さず、家の日当たりのよい場所に干しておきましょう。

窓まわりもしっかりと対策

　窓の鍵を掛けることは当たり前と思って普段あまり気にかけていないという方もいるかもしれません。しかし、窓まわりの防犯対策は鍵の施錠だけではないのです。カーテンを可愛らしいデザインのものにしていたり、窓際の外から見えるところにぬいぐるみや小物などの女性らしいものを飾っていると女性の一人暮らしだとわかってしまいます。カーテンはあまり可愛らしいデザインのものにせずにし、小物などは外から見えないところに飾るなどしておきましょう。
　また、普段あまり行かない部屋やお風呂場の窓などの鍵は閉めていると思っていても、ふとした掃除などの時に開けていたということもあるかもしれませんので、たまに確認をしておくといいですね。

外出時に気をつけておきたいこと

　次に外出時に気をつけておきたいことです。通勤・通学路や移動手段である電車やバスなどしっかり意識をしておかないとさまざまな危険が潜んでいる場所が数多くあります。そのためにはどんなことを気をつけておけばいいのでしょうか。

電車やバスでの対策

　新生活が始まって今まで乗っていなかった電車やバスに乗るという方も多く、生活が落ち着くまではいつもより人が多いことがあります。そんな人混みの中では「私はしっかりと防犯を意識しています！」と周りの人にアピールするためにカバンの分かるところに防犯ブザーをつけておくのがいいと思います。また、痴漢などの被害に遭った際は、助けてと声を出すことが出来なくなってしまうと言われています。もしもの時のためにカバンの分かるところにつけておく分と、ポケットなどに隠し持っておく分の2つを準備しておくと安心です。

路上でのひったくり対策

　4月は歓迎会など帰宅が夜遅くになってしまうことが多くなる時期ですね。帰宅の際は少しでも人通りや街灯が多い道を選んで歩くことはもちろんですが、スマートフォンなどを使いながら歩いたり、音楽を聴きながら歩くということも控えておきましょう。危険がどこに潜んでいるか分かりませんので、しっかりと周りに注意をして歩くことが大事です。

毎日ルーティン化している行動に注意

　毎日同じ電車の同じ車両に乗っているという方も多いのではないでしょうか。自宅の最寄りの駅に着いた時、一番改札に近い車両に乗っておきたいからという心理がそうさせているように思います。しかし、毎日同じ行動をしている人というのはいつの間にか記憶に残ってしまうものです。痴漢やストーカーに狙われるリスクを減らすためにも、毎日少しずつでも行動を変化させておきましょう。また、同じコンビニに寄るということも同じように危険ですので、違うところに変えたり、時間をずらすなどの対策をしておきましょう。