防犯対策 2018.01.30

女性の一人暮らし、日頃から気を付けるべきストーカー対策

 いつも同じ時間に同じルートを通っていると、待ち伏せするにも好都合でストーカー等に目を付けられやすくなります。今回はそんなストーカーの行動の中でも、待ち伏せ・押し掛け・周辺のうろつきなどの「つきまとい」に焦点を当てて対策や対処法を紹介していきます。

ストーカーの定義

 2000年11月24日に施行された「ストーカー行為等の規制等に関する法律(ストーカー規制法)」では「特定の者に対する恋愛感情その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的でつきまとい等の行為を繰り返し行う事」がストーカー行為と定義されています。
 そのため相手に好意をもっていない場合はストーカー行為ではなく、相手の行動によって、脅迫や暴行、傷害、窃盗、住居侵入など、別の犯罪に定義される場合があります。

では「つきまとい」とはどのような行動のことをいうのでしょうか。

つきまといの定義

 つきまといとはストーカー行為に準じる行為で、特定の者に対する恋愛感情その他の好意感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的で、その特定の者又はその家族などに対して類型化された以下のような行為をすることをいいます。

1、つきまとい・待ち伏せ・押し掛け・うろつき
2、監視していると告げる行為
3、面会や交際の要求・強要
4、著しく粗野(乱暴)な言動
5、無言電話、連続した電話・FAX・メール、インターネット上での執拗な接触
6、汚物などの送付
7、名誉棄損(きそん)
8、性的羞恥心の侵害

 つきまといやストーカー等は暴行や強制わいせつ、殺人などの重大犯罪にエスカレートする恐れがあるため、一人で抱え込まず周囲に相談するなど早めの対応が必要です。

ストーカー被害の実態




 平成28年の警察庁の統計によると、ストーカー被害の相談・検挙件数は年々増加傾向にあり、また被害者の9割が女性で、被害者と加害者の関係は交際相手や知人友人など親しい人が多いこともわかります。
 全く知らない人や関わりが薄い人よりも、ある程度親しい・親しくなった人の方が被害者に対して好意を持ちやすく、行動パターンを調べることも容易であり、また被害者と両思いであるという勘違いや気持ちの行き過ぎ、親しいのに冷たくされた、交際を断られた等の一方的な勘違いや逆恨みが起こりやすいことも原因ではないかと思われます。
 逆に被害者と全く面識がないストーカーは、周囲との人間関係が希薄になりやすい都市部で見られることが多いことから「都市型ストーカー」といわれ、理由も「毎日駅で見かけるから」「たまたますれ違って気に入ったから」など被害者には予見しにくいケースが多いようです。

ターゲットにならないようにするには

 ストーカーやつきまといの被害にあうのは女性の中でも一人暮らしをしている人が多いです。そのため普段から住所や電話番号などの個人情報を知られないように注意することが大切です。
 毎日の行動がワンパターンにならないように気を付け、通勤路や通学路はルートをいくつか考えておき数日毎に変更する、帰宅途中など買い物をする際もなるべく店をかえるなど、行動パターンを読まれないようにすることで目を付けられにくくなります。
 また親しい人が相手でも誤解を招くような言動を避ける、嫌なことはきっぱり断る、曖昧な表現・態度を取らない等、意識次第で狙われる確率はとても低くなります。

「つきまとい・待ち伏せ・押し掛け・うろつき」の対処法

 自分で気を付けていてもストーカー被害に遭うことはあるかもしれません、そんな時は一人で抱え込まず家族や友人、警察など信頼できる人に相談し、常に複数人で行動するようにする、外出時は自家用車かタクシーなどを使うようにしするなど、相手に接触のチャンスを与えないようにしましょう。
 複数人での行動や車での移動が難しい場合は、交番のある通りやお店や人通りの多い大通りを通るようにし、万が一追いかけられた場合は自宅に逃げ込むのではなく、近くの交番やコンビニなど常に人がいる場所に逃げ込むようにしましょう。
 また外出をする際は防犯グッズを所持するようにしましょう。防犯ブザーを持っていると万が一声が出せない状況でも周囲に異常を知らせることが出来ます。最近では見た目だけでは防犯ブザーとわからないような可愛い外観の防犯ブザーもありますので、キーホルダー感覚でカバンに付けることもできます。

まとめ

 親しい人がつきまといをしている場合、愛情とストーカーの境界はかなり曖昧で、ストーカーと判断していいのか悩み相談しない人も多いのではないかと思います。
 しかし相手側に悪意がなかった場合でも、ストーカーは時間が経つにつれ行動がエスカレートする場合が多いので、少しでも不審に思うことがある場合は自分だけで解決しようとせず、信頼できる人に早めに相談することが大切です。

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