防犯対策 2017.12.16

女性は被害にあいやすい?スリに狙われやすい状況と対策

 年末年始は、セール・年越しイベント・初詣・初売りなど、人の多い場所へ出掛けることも多いと思います。そんな人混みの中では、巧妙に他人の所持品を手早く盗み取るスリの被害に合う可能性も高くなります。
 今回はそんな人混みで被害に合うことの多い、スリの対策について紹介していきます。

スリ被害の実態


 警察庁の公開している平成28年の犯罪情勢によるとスリの件数は減少傾向にありますが、警察が発生を認知している件数(認知件数)と解決している件数(検挙件数)には差があります。被害者がスリの犯行に気が付くのが遅れる、被害にあっているのに気が付いていない、また被害にあっても被害届を出していないなどの理由で未解決になっている件数が多いのではないかと思われます。

 一般的にスリ等の犯罪の被害にあうのは女性の方が多いというイメージがあり、実際にスリの被害件数を性別にすると女性の方が多いです。ですが、近年では被害者の性別差はなくなってきていることがわかります。これはスリの手口が巧妙化していることもありますが、男性も女性も関係なく、海外ならともかく日本国内でスリの被害にあうわけがないという防犯意識の低さが影響しているのではないのでしょうか。

スリの手口

 基本的なスリはターゲットに気がつかれないようにカバンやポケットから財布などの貴重品を抜き取ります。どのような状態で行うかというと、満員電車などの人混みで押しあっている最中に抜き取る、電車やバス等の公共交通機関内などで眠っている人のカバンやポケットから抜き取る、電車やバス、レストラン等の座席に置かれているカバンから抜き取る、背負われている状態のリュックを後ろから開けて抜き取る、買い物中商品に気を取られている隙に抜き取る、さらに過激なスリになると、カバンなどを刃物で切って抜き取る、盗もうとするカバンの横にそっくりなカバンを置きすり替える、など様々な手段や状況で行われます。
 また、スリは単独犯のイメージが多いと思いますが、一人がターゲットに話しかける等で気を引き、その隙に他の人がカバンやポケットから貴重品を抜き取るといった手口や、一人がスリを行い他の人が周りから見えないように壁になる、など複数犯の犯行も増えています。

盗まれただけでは終わらない

 スリの怖いところは、そのとき物が盗られただけでは終わらないところです。
 もし財布を盗まれその中に免許証等が入っている場合、自宅の住所等の個人情報の流出につながり、さらに盗まれた免許証やカード等が不正利用されるなど、なりすましの被害にあう可能性もでてきます。
 また、もし免許証などの住所がわかるものと一緒に鍵も盗られていた場合、空き巣などのさらなる被害につながる恐れもあります。 

スリの被害に合わないようにするには

 スリの被害は気づかれないうちに貴重品をかすめ取られていることが多いです。では被害に遭わないようにするためにはどのようなことに気を付けていればよいのでしょうか。

スリに狙われやすい状況と対策

 女性で狙われやすいのは口の開いたバッグや目の届きづらい背後のリュックサック等に入れた貴重品です。特にトートバッグなど口が大きく開いたカバンで、財布を常に取りだしやすいように上の方に入れていると狙われやすいです。
 その為、バッグに貴重品を入れる際は荷物の一番下に入れてファスナーを閉める、自分から見えにくい背後にカバンを持たずに何かあってもすぐにわかるよう身体の前でカバンを抱えることも大切です。カバンにファスナーなどがない場合は、カバンの口にハンカチ等の布をかぶせたり、バッグインバッグを使用するなど、外からカバンの中が見えないようにちょっと工夫をするだけでも効果が期待できます。

上着のポケットも気を付けよう

 今の時期は寒いのでコートなどの上着を羽織る人や厚着をする人も多いと思います。厚着をしていると上着のポケットからモノを盗られても生地の厚みなどで気が付かない場合が多くなります。
 その為、貴重品を上着に入れたままにしないようにしましょう。もし財布などの貴重品を上着のポケットに入れて歩く場合は上から手で押さえたり、こまめにポケットに手を入れて確認する等、常に無くなっていないことを確認しましょう。

見知らぬ人に話しかけられたら要注意

 集団で行われるスリの場合は、話しかけ注意を引く人・スリを実行する人、というように役割分担をしています。見知らぬ人に話しかけられた時は自分の持ち物や立ち位置に注意し、もしスリの集団に取り囲まれたと感じた時は、すばやく輪から脱出し状況に応じて助けを求めましょう。

疲れている時も気を抜かない

 電車やバスを利用する際疲れていると眠ってしまう方もいるかと思います。ですが電車やバスなどを利用している時に寝てしまうと、その隙に貴重品を盗まれる場合もあります。疲れていても気を抜かないようにしましょう。

まとめ

 スリの対策として大切なのは、警戒心があることを相手に気づかせ、狙われにくい状況を作ることです。歩きながらのスマートフォン操作やイヤホンなどで音楽を聞くことなども控えましょう。
 被害にあわないことが一番ですが、もしスリなどの窃盗の被害にあったことに気が付いた場合はすぐに警察に被害届を出し、またカード等も盗られていた場合は、すぐにカード会社に連絡を入れカードを使えないようにするなど、被害が拡大しないようにしましょう。
 年末年始は、とくにスリなどの犯罪が増える季節です。被害にあわず、気持ちよく新年を迎えるためにも防犯意識を高めることが大切ですね!

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