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1人暮らしの女性が玄関口で最低限やっておくべき防犯対策10選

1人暮らしの女性が玄関口で最低限やっておくべき防犯対策10選

「家の中に居れば、犯罪とは無縁!」と思っていませんか?強盗や暴漢から見れば、女性の1人暮らしは狙いやすく、ターゲットとなってしまう可能性もあります。そういった犯罪に出会わないためにも、まずは侵入されないための対策をしっかりおこないましょう!今回は、玄関口で最低限やっておくべき防犯対策をご紹介いたします。

1人暮らしの女性が玄関口で気を付けるべき理由

男性よりも力の弱い女性は、時に侵入犯罪のターゲットとなってしまいます。強盗はもちろんですが、強姦などの性犯罪の対象にもなってしまうのです。強姦に関して言えば、発生場所の半数近くが「マンション等の集合住宅」の中です(※1)。女性が1人暮らしをする場合は、自宅に侵入されないように対策をしておく必要があります!

※1:令和4年中の性犯罪の発生状況(大阪府警察)より

玄関先の防犯対策10選

玄関口で最低限やっておくべき防犯対策をご紹介!防犯グッズの設置だけでなく、普段の行動からできる防犯対策もあります。

1、背後に人影がないか確認する

アパートやマンション、自宅に着いたら、背後に人影がないか確認しましょう。特にオートロックを解除している時や鍵を開ける時は注意が必要です。万が一後ろに不審者がいて気付けなかった場合、オートロックの建物内に一緒に入られたり、玄関先の場合は室内に押し入られたりしてしまいます。

2、1人暮らしでも「ただいま」と言う

1人暮らしの女性を狙って犯行に及ぼうとしている不審者や犯罪者がいた場合、帰宅時に「ただいま」と言うだけで、家の中に誰かいると思わせることができ、防犯効果が期待できます。

3、玄関の鍵をすぐに掛ける

不審者は、事前に玄関の周辺に隠れていて、帰宅した住人が玄関を開けた途端に後ろから押し入る事もあります。その為、自宅玄関前で鍵を開ける時と、中に入り施錠するまでの数秒間は特に警戒し、自宅に入ったらすばやく鍵を締める事も大切です。

4、短時間の外出でも必ず戸締まりをする

自宅から数分の距離のコンビニなど、短時間の外出でも戸締まりは必要です。侵入者はどこから見ているか分かりません。自宅を留守にするときはたとえ外出時間が短くても、すべてのドアや窓の鍵を閉めましょう。

5、表札や郵便受けには名前を記載しない

表札や郵便受けに名前を記載してしまうと、女性の一人暮らしだと分かってしまいかなり危険です。防犯対策としては何も記載しない方が安全ですが、もし記載する場合は、フルネームではなく苗字だけにしておきましょう。

6、宅配便を受け取る際も玄関はすぐに開けない

インターホンが鳴ったときに、すぐにドアを開けてしまうと、押し込み強盗や性犯罪のリスクなどがあります。

ドアを開ける前に、モニター付きインターホン等で訪問者の顔・目的を確認し、身に覚えのない郵便物や営業などの場合は、ドアを開けずに断りましょう。モニター付きインターホンがない場合や宅配便の受け取りの際は、ドアチェーンをかけたまま対応し、荷物はドア付近に置いてもらうようにするのもいいでしょう。

7、サムターン回しの対策をする

犯罪者は、ドアスコープや郵便受け、ドアの隙間等から道具等を入れて、外からサムターン(ドアの内側に取り付けられている回転式のつまみ)を回し、玄関のカギを開けて侵入することがあります。サムターン防止カバー等を設置して、外部から開けられるのを防ぎましょう。

8、ドアスコープや玄関ポストの防犯対策

玄関のドアスコープ(覗き窓)から、道具を使用して盗撮・のぞき被害に遭う可能性や、ドアスコープ自体を外されて覗かれるケースもあります。対策として、外から取れないドアスコープに交換したり、内側からカバーやシール等で穴を覆ってドアスコープから中を見られないようにしましょう。

また、玄関ドアに設置されているポストの投入口からも、盗撮やのぞき被害に遭う可能性があります。玄関ポストの内側は、BOXやカバーを取り付けて目隠しすることをおすすめします。

9、玄関を開けたとき室内が丸見えにならないようにする

宅配などで玄関を開けた際、室内が外から丸見えになる状態だと、通行人や訪問者が室内の様子を簡単に見ることができてしまいます。玄関先から室内が見えてしまう場合は、のれんやカーテンなどで対策しましょう。

10、防犯アラーム・防犯ブザーを設置する

ドアが開閉した時に反応する防犯アラーム等を玄関の内側に設置すれば、万が一在宅時に侵入されそうになった時、異変に一早く気が付く事ができます。またアラームが鳴る事で侵入者を威嚇し、犯罪を思いとどまらせる効果が期待できます。

上記の「マグネット開閉アラーム」は、アラーム本体とコード(ケーブル)でつながれているセンサーとマグネットが離れることで、アラーム(ブザー)が鳴るマグネット検知タイプです。センサー部がアラーム本体から離れているので、狭い場所にもセンサーを設置する事ができます。

センサーとマグネットは両面テープで取り付け可能なので、賃貸物件でも設置できます。また、設置後は側面のスイッチで電源のON/OFFの切り替えができるので、在宅時だけONにすることもできます。

まとめ

賃貸物件や集合住宅では、玄関先に設置できる防犯グッズが限られてきます。犯罪被害に遭わないようにするために、防犯グッズの設置はもちろんですが、普段の行動からできる防犯対策も行いましょう。